セッティング部屋
※セッティングは自己責任で行って下さい。
第1回パワーチェック
H16/2/10に第1回のパワーチェックを行いました。
場所はみなとみらいのスーパーオートバックス。辛口と評判の場所で他所で400ps出ても、ここでは350ps位しか出ず、殆どの人が凹んで帰ると噂の場所。

管理人車の状態はセッティング第22回までの状態で確認。
まず目標馬力は380psですが、これはエンジン単体での目標馬力なので実際の動力伝達部分ロス馬力は加味していない。今回は知人も含めて3台で測定しロス馬力は概ね20ps〜25ps程度でした。
測定データ以外の簡単な説明はイベントの方に記載してますので参考にどうぞ。
今回の測定では温度補正やロス馬力など色々表記が現れて混乱しましたが、次以降でまとめました。

パワー・トルク曲線は測定を2回行い結果を重ねて表示している。データの上部に記載されたパワー及びトルクは、温度補正後の状態であり、今回の実測値を参考に夏場の予想馬力を算出し、年間の平均値を算出していると言っていた。簡単に言えば、
「通年で平均すると概ねこの位の馬力が出ます。」
って事みたいです。なおこの結果はローラー部分での結果なので、エンジン単体の出力としては必然ともっと高くなる。
数値は1回目が338.2ps、2回目が334.3ps。カタログ値では280psなので約60psのUP。一般的な純正JZX100(ブーストアップ無し)のパワーは250ps前後と言われてます。
トルクは1回目が44.0kg、2回目が43.5kgで当然ながらカタログデータよりも高くなっている。
次は100rpm毎のサンプリング結果。左から2列目が回転数、その右が馬力、更に右がトルクです。
この数値は良い結果なんでしょうか?・・・。比較対象が無いので何とも言い難い部分。
ロス馬力はローラーの抵抗やクラッチの滑り、空気抵抗、温度、気圧等を考慮して機械が算出した数値でエンジン単体の出力が路面に伝わるまでのロスを出したもの。通年のエンジン単体出力はロス馬力を足せばOK。
計算上では362.2psとなっている。目標値を約20ps程度下回ってるが、温度補正後の数値なのでOKでしょう。

これが今回の実測値。馬力が355.7ps、トルクが46.2kg。この結果はローラー部分での結果なので、エンジン単体の出力はロス馬力を加算して約380ps。
トルクはノーマルに比べ、約10kg増し。管理人的には自己流セッティングですが概ね好成績だと考えている。
辛口のここで、この結果だと周囲では、
「甘い所に行ったら400ps超えるんじゃないの?」
とも言われてます。(嬉泣)

参考
A/F計は使って無いので燃調はピッタリ合っているかは不明ですが排気温度は問題無い。