セッティング部屋
※セッティングは自己責任で行って下さい。
第2回パワーチェック
H17/1/10に2回目のパワーチェックを敢行。
場所はみなとみらいの予定でしたがインテグラの大群に占拠されており川崎のSABとなりました。
基本的事項は1回目と同じ。
今回は前回の測定からちょこちょこ変更していた事と過給圧を1.2kとしてどの様な変化が有るか確認した。

まずパワー・トルク曲線
先に立ち上がっているのがトルクカーブ・後から追いかけてくるのがパワーカーブ。下のカーブは空燃費。
空燃費はマフラーにセンサーを突っ込んで測定してました。初めは「誤差が大きいのでは?」と思ってましたが、AT用ECUで空燃費10.0以下まで計測可能なので、まんざら嘘でもないかなと。
前回データでは過給圧1.0kでロス馬力を抜いて337ps。今回は過給圧1.2kでロス馬力は不明ですが350.3ps。
場所が違う為、表示されるデータが不足しており、正確では無いが前回同様、温度補正後の馬力表示だとすれば、今回の実測は前回同様に温度補正+ロス馬力合計25psを加算し350+25=375psとなる。
上記数値は推測ですが体感と、ホイールスピンの具合から1.0kと違い明らかな体感差がありますので、この程度かな〜と勝手に予想。ただトルクが前回に比べ下がっており、空燃費が薄いのは間違いなさそう。
今回の計測では濃いめセッティングの方がパワーの出が良かった事と、空燃費が11.8付近とかなり薄めなので、11.0付近を目標にセッティングを見直しする。

参考で100系さん。
純正ブーストアップ・管理人セッティングの測定結果
過給圧は1.1kで318.7ps。トルクは46.4kgも出ており、正直びっくり!。
K1-380Vはコンプレッサー側のみ大型化されている筈なので過給圧の立ち上がりは純正と極端に変わらないはずですが純正ブーストアップのデータと管理人のデータを比較するとトルクに差が無く、パワーの出方は純正ブーストアップの方が早い・・・・。
補正前の曲線では330ps付近だったので純正ブーストアップ仕様のセッティングでは上出来と考えています。
まぁここのシャーシダイも辛口なので、それを加味すると結構出てるかもしれないです。

最後のデータはMT載替車両で純正ATのECUで制御している場合
過給圧は1.0kですが上記のパワーFC制御と比較し過給圧の違いは有っても、281.6psと約40psの差が出ている。トルクは38.2kgで、約8kgも差が出ている。
特に注目すべき点はピークパワーではなく、そこまでの過程。パワーFC制御のブーストアップ仕様とATのECU制御のブーストアップ仕様では各回転数毎に50ps程度の差がある。
これはATミッションの異常を検知している様で保護として燃料を一杯噴いているみたいです。4500rpm付近から燃料は全開噴射でその後の空燃費は10.0以下で測定不能
これだと高回転は噴けないし燃費も悪く、良い事無し。AT改MTの場合には必ずMT用のECUを使うか内部の書き換えを行った方が良い事が分かります。